妊活ブログ

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。 妊活や不妊治療、男性不妊などを専門知識をふまえて紹介したいと思います。

妊娠しやすい体作り

妊娠しやすい体作り③食事の改善

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朝・昼・晩の3食を決まった時間に摂ること

母体の栄養状態は、そのまま胎児の健康につながります。お腹の中で赤ちゃんの脳や脊髄、内臓の基礎ができ上がるのは、つわりもまだ始まらない妊娠の超初期の頃。
栄養状態の改善にはある程度時間もかかることから、妊娠を意識するなら早めに食生活の改善をスタート!

食生活改善には、まず普段の食事を見直すことが大切。忙しさや太りたくないことを理由に朝食を抜いたり、手軽だからとファストフードやインスタント食品を多用したりするのはNG。

正しい食生活は、朝・昼・晩の3食を決まった時間に摂るのが基本。

太りたくないなら、夕食は就寝の3時間前までに済ませておくのが良いみたいです。また食品添加物を多く含んだ加工食品の利用は、できるだけ避けるのが賢明です。

妊娠に特に必要な栄養素は「葉酸」「鉄分」「カルシウム」

食事の内容は、炭水化物、たんぱく質、脂質、ビタミン、ミネラル、食物繊維をバランスよく。外食が多いとどうしても不足しがちになる野菜は、茹で野菜やスティックサラダを持参して補うのがいいみたいです。

そして、妊娠に特に必要とされる栄養素が「葉酸」「鉄分」「カルシウム」です。食品からでは十分な量が摂取できない場合、サプリメントを活用するのもおすすめ。

 
糖質をやや抑えて、その分たんぱく質をたっぷり摂る食事を推奨しています。人間の皮膚や骨、髪、血液、筋肉、内臓、ホルモンを作る材料となるたんばく質の積極的な摂取は、妊娠準備期や妊娠中に有効と考えているからです。

子宮を忤る材料となる鉄分や、細胞分裂や成長、DNA形成などに大切な働きをする葉酸も、妊娠を予定しているなら不可欠ですね

1日400μgの「葉酸」摂取にはサプリメントの活用がおすすめ
「葉酸」はビタミンB群のひとつで、緑黄色野菜や卵黄、レバー、豆類に多く含まれ、血液・細胞など、体の発育や成長に大切な栄養素。「神経管閉鎖障害」の発症リスクを減らす働きがあるともいわれています。

妊娠を計画している女性、または妊娠の可能性のある女性は、1日当たり400μgの摂取を目標に。けれども、これをブロッコリーに換算すると茹でたもの13房、納豆では7パックに相当します。これだけの量を毎日食べ続けるのはなかなか大変ですよね。

そんな時にうれしいのがサプリメント。手軽に効率よく必要量を摂取できます。

妊娠しやすい体作り②体重管理

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過激なダイエットは今すぐ中止してBMIを手がかりに適正体重をキープ

スリムなプロポーションは多くの女性たちの願い。日常的にダイエットに励んでいる人も少なくないはずです。公的なデータを見ても、最近の20代、30代の女性の体格は「低体重化」の傾向にあるとのこと。

肥満度の判定に用いられるBMI(BodyMassIndex)では、最も病気にかかりにくい数値をBMIとした上で、BMI18.5未満を「低体重(痩せ型)」、18.5以上25.0未満を「普通」、25.0以上を「肥満」としていますが、2011年の国民栄養・健康調査によると、「低体重(痩せ型)」の割合は、20代で21.9%、30代でも13.4%の女性が「低体重(痩せ型)」であることがわかっています。 

妊娠しやすい体をつくるには、まず過激なダイエットに終止符を打つことが重要。食事制限は、女性ホルモンのバランスを乱し、排卵障害を引き起こす要因になります。

また、BMIが25.0を超えている場合も注意が必要。脂肪細胞は、女性ホルモンの働きを悪くしたり、ホルモンを作り出す脳下垂体や卵巣の働きを弱めたりすることが明らかになっています。

BMI22を目標に、体重管理を!

ダイエットで急激に体重を落とすと、月経が来なくなることがあります。食事制限で必要な栄養か体に十分に蓄えられないと、脳が危険を察知し、摂取した栄養を生命維持のための臓器や器官に重点的に使うように指示します。

生殖機能は直接生命維持にはかかわらないため、後回しに。月経が来なくなるのはこうしたメカニズムによるものです

体重(kg)÷(身長(m)×身長(m))
*身長160cmで体重52kgの場合のBMIは…
52÷(1.6×1.6) = 20.312
*身長160cmでBMIが22となる体重の求め方は…
22×(1.6×1.6) = 56.32 kg

BMIはこちらのサイトで簡単に計算できます

妊娠しやすい体重|産婦人科専門医、生殖医療専門医が監修

妊娠しやすい体作り①冷え性対策

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東洋医学では古くから、婦人病の重大な原因として「冷え」が取り上げられてきました。季節を問わず、暖房のきいた室内にいても手足の先が冷たいという症状を自覚するなら、そのまま放置せず、すぐに冷え対策を実行した方がいいと思います。

そもそも、冷えがなぜ妊娠しやすい体づくりの弊害になるかといえば、冷えの原因のひとつが、血液が手足の末端にまで行き渡らない、血行不良にあるからです。卵巣や子宮を刺激するホルモンは血液にのって目的の場所まで届けられるので、血流が悪いと妊娠の鍵を握る大切な臓器が本来の機能を果たせなくなります。

冷えの解消のために、最近は湯たんぽや腹巻が人気を呼んでいますが、これらで外側から体を冷やさないようにすると同時に、内側から冷えを解消する努力も必要です。

体を温める働きのある食品を積極的に摂ることもそのひとつ。また、運動も血行不良の解消に効果的です。特に、デスクワークの多い職業の人は、定期的にストレッチをすることが有効な冷え対策になります。

ウォーキングやストレッチなど軽い運動を習慣にすること。最近注目が集まっている生姜のお茶もおすすめです。
冷え性の症状がひどい時には、体を温める作用のある漢方薬やサプリメントを利用するのも効果的です。

冷え性対策|産婦人科専門医、生殖医療専門医が監修

プロフィール

adarama89

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。 妊活や不妊治療、男性不妊などを専門知識をふまえて紹介したいと思います。