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不妊治療には、一般不妊治療と高度不妊治療という2つの領域があります。検査で特別な異常が認められない場合に、まず行われるのがタイミング法という治療。

これは医師が正確に排卵日を予測して、最も妊娠しやすいタイミングにセックスを行うという方法です。軽度の排卵障害がある人には、排卵を促す排卵誘発剤を投与する薬物療法が同時に行われます。

タイミング法で成果が出ない時には、不妊治療の次のステップである人工授精に進むのが通常の流れ。それでは、どのぐらいの期間、タイミング法や人工授精を試すのか、また、いつ人工授精から高度不妊治療の領域である体外受精、顕微授精へとステップアップするのがベストなのかが気になります。

タイミング法を5~6周期行い、結果が出なければ人工授精にステップアップするのが目安とされています。人工授精も5~6周期をめどに次の高度不妊治療へ進むのが一般的ですが、これは30代前半までのケース。

30代後半になると卵子の数や質が急激に低下します。体外受精や顕微授精の成績は40代になると大きく落ち込んでしまいます。年齢が高くなれば、ステップアップの判断をよリスピーディーに行う必要があります。

不妊症の原因がカップルごとに千差万別であるように、治療法にも「たったひとつの正解」は存在しません。それぞれのカップルに最適な治療計画が、成功の鍵を握っているようです。