妊活ブログ

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。 妊活や不妊治療、男性不妊などを専門知識をふまえて紹介したいと思います。

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。

妊活ステップアップの時期は年齢も考慮して見極め

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不妊治療には、一般不妊治療と高度不妊治療という2つの領域があります。検査で特別な異常が認められない場合に、まず行われるのがタイミング法という治療。

これは医師が正確に排卵日を予測して、最も妊娠しやすいタイミングにセックスを行うという方法です。軽度の排卵障害がある人には、排卵を促す排卵誘発剤を投与する薬物療法が同時に行われます。

タイミング法で成果が出ない時には、不妊治療の次のステップである人工授精に進むのが通常の流れ。それでは、どのぐらいの期間、タイミング法や人工授精を試すのか、また、いつ人工授精から高度不妊治療の領域である体外受精、顕微授精へとステップアップするのがベストなのかが気になります。

タイミング法を5~6周期行い、結果が出なければ人工授精にステップアップするのが目安とされています。人工授精も5~6周期をめどに次の高度不妊治療へ進むのが一般的ですが、これは30代前半までのケース。

30代後半になると卵子の数や質が急激に低下します。体外受精や顕微授精の成績は40代になると大きく落ち込んでしまいます。年齢が高くなれば、ステップアップの判断をよリスピーディーに行う必要があります。

不妊症の原因がカップルごとに千差万別であるように、治療法にも「たったひとつの正解」は存在しません。それぞれのカップルに最適な治療計画が、成功の鍵を握っているようです。

妊娠しやすい年齢|産婦人科専門医、生殖医療専門医が監修

妊娠する前に受けておいた方がいい検査について

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妊娠前に受けておいたほうがいいと思われる検査は、尿検査、血圧測定、貧血検査、クラミジア検査、風疹抗体検査、水痘・帯状疱疹ウイルス抗体検査、サイトメガロウイルス抗体検査、子宮がん検診、超音波検査など。

これらを基本に、猫を飼っている人はトキソプラズマ抗体検査を、夫がB型肝炎保因者の場合はB型肝炎の検査を、性病が心配な人はHIV検査を、というようにオプションを追加するのが賢い検査の受け方みたいです。

妊娠前検査で、妊娠力には何の問題もなしと、太鼓判を押してもらえれば何より。少々難あり、の結果だったとしても、医師の指導の下に治療に励めば、明るい光が差してくるはず。

妊活中はゴールとも思える妊娠・出産も、冷静に考えれば人生の通過点。その先も、ホルモンバランスの変化に応じて、文字通り山あり、谷あり、女性の体と心は変わり続けます。

女性の人生には、頼れる産婦人科医が絶対必要。妊娠前検診で出会うドクターが、かけがえのない存在になるかも。


2012年の風疹患者数は世界第4位
WHO=世界保健機関が発表した、去年の世界の風疹患者数ランキングで、日本は中国、ルーマニア、バングラデシュに次いで第4位。

先進国で唯一、上位にランクインしたことが話題を集めました。
風疹は妊娠中の女性が感染すると赤ちゃんに障害が出る場合があります。

「先天性風疹症候群」と診断された赤ちゃんの数も、日本は世界第7位というショッキングな結果に。流行は今も続いていることから、風疹抗体検査の重要性はよりいっそう高まっています。

妊娠中は予防接種が受けられないので、抗体がないとの検査結果が出たら、妊娠前に必ず予防接種!


妊娠前検査の主な項目と検査の目的

◆尿検査
慢性の腎炎や糖尿病がないかを調べます。

◆血圧測定
高血圧の人に起こりやすい妊娠高血圧症候群のリスクをチェックしまj

◆貧血検査
妊娠中は鉄分が不足しがちになるため、貧血が進行します。検査の結果、貧血が認められたら、早めに治療を開始します。

◆クラミジア検査
クラミジア感染症にかかっていないかを調べます。感染を放置すると、卵管などに炎症が起こり、不妊の原因になることがあります。

◆風疹抗体検査
風疹の抗体があるかを調べます。妊娠初期に風疹にかかると赤ちゃんの耳が聞こえなくなるなどの障害が出る怖れがあります。

◆水痘帯状疱疹ウイルス抗体検査
水痘帯状疱疹ウイルスの抗体があるかを調べます。妊娠初期に水痘(水疱瘡)にかかると赤ちゃんに奇形が生じるリスクが高くなります。

◆サイトメガロウイルス抗体検査
サイトメガロウイルスの抗体があるかを調べます。妊娠中にこのウイルスに感染すると赤ちゃんが難聴になる可能性が高くなります。妊娠初期の感染はさらに、赤ちゃんへ深刻な障害をもたらす場合があります。

◆子宮がん検診
子宮頸がん、子宮体がんの検診を行います。早期に発見できれば、妊娠の可能性を残すこともできます。

◆超音波検査
子宮筋腫や卵巣腫瘍の有無を調べます。

★猫を飼っている人はこの機会にトキソプラズマ抗体検査

妊娠しやすいセックスは?

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気持ちが良くないセックスはお互いの知識不足。日本人は性教育をあまり受けていないので一人よがりになりがち。どうするのが気持ちが良いのか、どうすると気持ちが良くないのか。それを夫婦で話せる関係になるためには、まず自分の身体のどこが気持ち良いのか知っておく必要があります。

STEP1 前戯
前戲は緊張を解きほぐして、リラックスするための準備づくりのため。女性は、時間をかけて女性器の周りが濡れないとベースがつくれません。骨盤内の血流が増加し、性器が充血した状態を「濡れる」と言います。この状態でないと性交痛を起こしたり、セックスを嫌いになる原因にもなります。目安としては10分くらい。これは女性のためにする行為なので、男性に頑張ってもらえるように伝えましょう。


STEP2 挿入時
挿入時の体位によって妊娠のしやすさは変わりません。しっかりと前戯をして、挿入時はお互いに気持ちの良い体位で行えばOK。挿入時間は平均して5~10分だと言われています。


STEP3 射精時
男性は数秒の射精で絶頂をむかえます。男性の精巣に蓄えられていた精液が、女性の膣に流れていく時間はほんの数秒です。質のいい精子はがんばって泳いで上まで行<ので、特に何か特別なことをする必要はありません。


STEP4 セックス後
男性が一番苦手とする後戲。射精の後は縄張り意識が働いて、自分のテリトリーに他人がいると嫌悪感や虚無感を抱くこともあります。
一方、女性の場合はゆるやかにオーガズムの波が上がり、ゆるやかに下がります。それこそ背中をむけられることを嫌がります。ですが、男性がセックス後に優しくないのは、性の違いだからしようがないと思って深く考えなくていいでしょう。また、もし優しくしてくれる場合は、「私のために頑張ってくれているんだな」と思うと良いでしょう。


知っておきたいデリケートゾーンの洗い方
セックスのとき、つい臭いが気になるからといって、女性はボディ用石けんで洗いがち。ですが市販の石けんは、アルカリ性のものが多く、デリケートゾーンは弱酸性の肌の中でも特に酸性寄りです。そのためアルカリ性の石けんで洗うと環境が変わってきます。弱酸性をうたった石けんでも実はアルカリ性のこともあるので注意。ソープは専用のものを使いましょう。大陰唇と小陰唇の間に垢がたまるので優しくなでるように。デリケートゾーンはマッサージするように内から外にむかって優しく洗いましょう。膣の中は自浄作用といって善玉菌が悪玉菌を退治してくれるので善玉菌まで洗い流すと自浄作用が落ちます。中まで洗うのはNGです。

妊娠しやすい体位はこちらを参考に

年齢とともに卵子の数は減り質も低下!

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30代妊活を襲う深刻な問題は、卵子の減少です。

最近、「卵子の老化」という言葉をあちこちで目にします。それは、卵子は年齢とともに確実に減少し、その数は決して増えることはないということらしいです。

女性は母親の胎内にいる時。5~6ヵ月の胎児の卵巣内には、すでに600万~700万個の原始卵胞(卵子の素)が存在します。

それが、この世に誕生した時点で約200万個に、初潮が始まる思春期には約30万個にまで減少するそうです。

原始卵胞は、いわば卵巣の中で眠っている卵子で、思春期の頃になると毎月1,000個ほどの原始卵胞が目覚め、約80日かけて成長。その中で一番大きく育った卵子が卵巣を飛び出すことを「排卵」といいます。

高齢になればなるほど卵子の素になる原子卵胞が少なくなるため、排卵の可能性は低くなります。
また、原始卵胞が年齢を重ねると、卵子の染色体異常の数が多くなることも報告されています。

染色体異常の卵子は、受精率の低下や着床しても流産になりやすいなど、さまざまなリスクを抱えています。 35歳は、女性ホルモンの減少だけでなく、卵子の数や質の低下という現実に直面する年齢といえそうです。

卵子の数は胎児の時代がピーク。
減り続けるだけで、決して増えることはないという衝撃の事実

【卵子年齢シミュレーション】
13歳で初潮を迎え、
現在35歳
私の卵巣には卵子がいくつ残ってる?

現在の年齢  初潮年齢
35(歳)-13(歳)=22(歳)
              毎月の減少数
22(歳)×12(力月)×約1000(個)
゜約264,000個
初潮時の原始卵胞数
約300,000(個)-264,000(個)=約36,000悃

エストロゲンの働き
妊娠に大きな力を発揮するエストロゲンには、そのほかにも肌の張りや髪のボリュームを若々しく保ったり、コレステロールを調整したり、骨の形成促進ホルモンの分泌を促すなどの働きが。閉経後に骨粗鬆症になる女性が増えるのは、エストロゲン不足が一因ともされています。

高齢出産はここに注意する
高齢の場合、妊娠率が低下するだけでなく、母体や赤ちゃんにもリスクがおよぶ場合があるそうです。妊娠中毒症のほか、流産や早産、染色体異常の確率が高くなることが明らかになっています。妊娠期間中は、塩分を控えめにする、十分に睡眠をとるなど生活管理に気を配るようにすることが大切です。

参考:卵巣年齢|産婦人科専門医

35歳がターニングポイント

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30代といえば、仕事も私生活も充実。コワいものなしの充実期。それなのに、「妊娠」を考えると、とたんに「35歳高齢説」が浮上。『なぜ、35歳が妊娠・出産のターニングポイントになるの?』

女性ホルモンの分泌量が35歳頃から減少
日本産婦人科学会が定義している「高齢出産」は、「35歳以上の初産婦」。 「35歳」がターニングポイントとされるのには、確かな理由があるようです。
そのひとつは女性ホルモンの減少。女性ホルモンは、初潮を迎える頃から徐々に分泌量が増え、10代後半か
ら30代に安定期を迎えます。

ところが、30代後半からは次第に分泌量が減り、やがて閉経に。そもそも女性ホルモンとは、脳の視床下部にある下垂体の指令を受けて卵巣から分泌されるホルモンのこと。主に妊娠しやすい体を作る働きがあるエストロゲン(卵胞細胞)と、妊娠を維持する働きがあるプロゲステロン(黄体ホルモン)を指します。

この2つが活発に働かないと、排卵が規則正しく行われないうえに、赤ちゃんを育む子宮内の環境も整いません。一生のうちでエストロゲンの分泌が最も活発なのは30歳前後。

「性成熟期」と呼ばれるこの時期をすぎればすぎるほど、妊娠の可能性が低くなるとされています。

女性ホルモンの分泌量が35歳頃から減少
女性ホルモンとは主にエストロゲン(卵胞細胞)とプロゲステロン(黄体ホルモン)のこと。その分泌量が一生の間にピークを迎えることから、20代後半から30代前半を生物学的妊娠適齢期の目安にしています。

女性ホルモンの分泌量の低下は、年齢だけでなく、卵巣の機能低下や生活習慣とも密接に関係しています。
ストレスをためず、バランスのとれた食事や十分な睡眠、適度な運動習慣を心がけることも、女性ホルモンを活性化するための大切な心得です。

参考:妊娠しやすい年齢|産婦人科専門医

プロフィール

adarama89

福岡の不妊治療のクリニックで産婦人科専門医、生殖医療専門医をしています。

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